(別紙)

医薬品・医療機器実用化研究支援事業における研究開発の委託については、独立行政法人医薬基盤研究所が、収益の可能性がある場合に限定して採択を決定したものです。


平成19年度 医薬品・医療機器実用化研究支援事業 新規採択研究テーマ一覧

(二次募集分)

研究テーマ名

企業名

配分予定額
(単位:百万円)

研究の要旨

組換えHGFタンパク質を用いた難治性神経疾患治療薬の開発

クリングルファーマ株式会社

80


筋萎縮性側索硬化症(ALS)及び脊髄損傷(SCI)は、運動神経の障害を主徴とする難治性神経疾患であり、現在のところ有効な治療法は存在しない。一方、肝細胞増殖因子(HGF)は様々な組織に対して内因性の再生因子として働いており、運動神経に対しても再生促進作用や保護作用を発揮する。実際に、ALS及びSCIのモデル動物を使った実験において、組換えHGFタンパク質の投与により病態の進行抑制・延命・運動機能の改善など著明な治療効果が認められた。これらの結果から、組換えHGFタンパク質はALS及びSCIをはじめとする難治性の神経疾患に対する画期的な治療薬になることが期待される。現在、申請者らは、組換えHGFタンパク質のGMP準拠での製造法を確立し、前臨床試験を実施中である。
本実用化研究では、組換えHGFタンパク質の前臨床試験を完了させ、ALS及びSCIを適応疾患とした臨床試験を実施することを目的とする。

抗トロンビン剤を溶出制御した新規冠状動脈用ステントの臨床研究

株式会社ステントテクノロジー

80

虚血性心疾患に対するステント留置治療は薬剤溶出ステントの出現で、それまでのステント留置治療で問題とされてきた再狭窄率が大幅に改善された。その一方で、薬剤溶出ステントでは遅発性ステント血栓症や、抗血栓薬の長期間服用といった新たな問題が指摘されている。これらの原因の一つとして使用されている薬剤や薬剤を保持している担体の問題があげられている。
弊社はこれまでの薬剤とは再狭窄に対する薬理作用が異なる薬剤と、薬剤保持の担体に生体吸収性ポリマー用いることで、既存の薬剤溶出ステントの問題点を克服する製品の実現を目指す。
本実用化研究では、これまでに得られた基礎研究の成果と実用化研究で得られる非臨床試験成績をもとに、ヒトを対象とした探索的臨床試験を実施することを目的とする。

 

 (企業名の五十音順)