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生物資源研究

生物資源研究−細胞、遺伝子、実験動物等の生物資源に関する研究−

 医薬品・医療機器の開発には、遺伝子、細胞、実験動物などの生物資源が欠かせません。医薬基盤研究所では、研究現場で必要とされる生物資源を開発するとともに、様々な生物資源を収集・保全し、研究現場に安定的に供給するための研究を行っています。

図

 生物資源は、不安定な研究材料であり、誤りが付きものです。こうした誤りを正すため、実験材料の標準化を進め、その実験法の開発や普及にも取り組んでいます。
 医薬基盤研究所は、(財)ヒューマンサイエンス振興財団(HS財団)と協力して、生物資源の供給事業を実施しています。当研究所はマスターバンクとして生物資源の収集と標準化を行い、多数のストックを作成し、資料をHS財団に送付します。HS財団では、この資料を培養することなど必要な手順を経て、各研究機関に分譲します。

1.遺伝子資源研究室−遺伝子バンク−

 様々な病気の原因を探るには今や遺伝子(DNA)を調べる作業が不可欠になりました。私たちは、サルのDNAを中心に研究資源として収集し、長期間にわたって研究者に提供し続けています。 人の病気を知るために、人に近縁なサルの遺伝子を調べることが有効であることもわかってきました。ヒトとチンパンジーやカニクイザルは遺伝子全体として1〜5%違うと言われており、そしてその違いの中に一部の疾病の原因を解く鍵が隠されているのです。私たちはその解明のための研究を行っています。
遺伝子(DNA)増幅器(左) DNAの二重らせん構造(中) チンパンジー・カニクイザル(右)
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2.細胞資源研究室−細胞バンク−

 ヒトの研究には、ヒト組織の利用が欠かせません。ヒト組織に由来する培養組織は、貴重な研究資源として医薬品等開発を含め、広範囲で利用されています。私たちは、ヒト培養細胞を収集し、標準化(細菌等の混入がないか、他の組織の細胞が混在していないかなどを検査)して、安定的に研究者へ提供し続けています。
増殖する培養細胞(左)、 を細胞封じたガラスアンプル(中)、 液体室素で細胞保存(右)
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3.実験動物開発研究室−実験用小動物バンク−

 医薬研究や医薬品の開発には、様々な疾患モデル小動物が大いに役立っています。私たちは新たな疾患モデル動物の開発や発生工学など関連技術の開発を行いながら、実験動物の積極的な収集、保存、系統維持、安定した供給と関連情報の発信を行います。
モルモット・マウス画像
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